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レーシングドライバー 脇阪寿一 BLOG

2005.9.04

スーパーGT Rd.5 もてぎ 決勝

朝のフリー走行はタイムこそトップタイムなものの昨日からのトラブルは解決しておらず、不安の残るスタートとなりました。章がスタートしてすぐに25号車アドバンスープラに交わされ、その後はアドバンスープラからもれるオイルがフロントウインドーにまとわりつき視界をさえぎりラップタイムが上がらず苦しい展開になりました。
その後バックストレートエンドで不可解な車の挙動によりスピン。大きく順位を落とすことになりました。その後もペースが上がらないこともあり予定よりかなり早くピットに入りドライバー交代をしました。僕に代わりピットアウト後まず、体を冷やすためのクールスーツが壊れクーリングができなくなりました。その後もドリンクも何故か出なくなり、さらに今回から足に向けられていたエアーダクトを顔に変えたため、ペダルの熱がかなり上昇し足の裏を低温火傷してしまい暑さ的にはかなり厳しかったです。8位まで順位を上げましたが、レース終盤のバックストレートエンドで急にリアの挙動がおかしくなりスピン。多分これは章のスピン、金曜日の自分のスピン、全てが同じトラブルによるものだと思われます。その後はリアの挙動がおかしくペースを上げることができず、最終ラップの最終コーナーでもペースを落としているにもかかわらずスピンしてしまいました。結果は10位、1ポイントでしたが上位陣がポイントを取りこぼしたこともあり、ますますチャンピオン争いは熾烈になりました。自分も章もスピンしたことは反省しますが自分たちのミスとは考えづらく、ここ数戦、ずーっと僕が訴えているこのトラブル、次戦までになおることを祈ります。応援してくれたファンの皆には申し訳なく思います。次戦、頑張ります。
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