JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2012.7.07

アシックスからインナーソールが届きました。

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先日、ゴルフ上井プロの紹介で行ってきましたアシックス・スポーツ学研究所




そこで僕の想いをお話し、ご理解頂き、事細かく僕の足を測定頂き、出来てきたのがこのインナーソール。

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レース用2種類とゴルフ用。

ゴルフ用を送ってくださる所が・・・流石です。

嬉しい!!

本当にありがというございます。



レーシングシューズは難しいのです。

普通、靴はどの競技でも歩く、走るをメインに機能や操作性、運動能力向上を考えて作られます。

アシックスさんもその事を地道に細かく研究、考えてこられたので、今現在たくさんのトップアスリートたちに指示されているのでしょう。

ただレーシングシューズ、それを履いて歩きますよ、レーシングカーに乗り込むまでは。

でもそれは競技中ではなく、競技中求められるのは、シートに座った状態でのアクセル、ブレーキの操作性です。

ですから、普通の靴とは少し違うように僕は感じます。

スーパーGTの場合、アクセルは比較的に軽いですが、加速区間でコーナーリングGがあるときの操作は大変です。

内転筋に力を入れ・・・(省略)

ブレーキは1回のブレーキングで50キロから80キロの力でブレーキペダルを踏んでるらしいです。

以前、ダウンタウン浜田さんのテレビ番組「どや顔サミット」でもご紹介したように、もはや、踏むと言うより、蹴るなんです。。

1周のうち10数カ所のコーナーあり、それを数十周する訳です。

1回のレースでどれだけの力で、どれだけの回数ブレーキを踏むか!

しかも、コーナーリングG(重力)に耐えながら・・・。

興味わくでしょ!?

これだけの仕事量、レーシングシューズのしめる役割、割合はけっこうあるでしょ!?

僕はこれをアシックスさんのノウハウと共に研究したいのです。

今回の2種類のインナーソール、次回の鈴鹿テストで試すのが楽しみです。

さて、どんな違いが出ますやら!!



そして、その先に僕が求めるのは・・・

僕は幸いな事に、イタリアのアルパインスターズ社が僕のために足型を取って1こ1こ手作りで僕のレーシングシューズを作ってくれます。

ですが、ほとんどのレーシングドライバーは市販品を買って、もしくはサポートを受けて使用しています。

ですから、自分に合っていないものを使っているドライバーもいる訳です。

もっともっと使いやすい、自分にあったレーシングシューズを使って欲しいし、その戦い的には、それを求められるレベルにあると僕は思っています。

レーシングドライバーもアスリートとして。

ですから、僕がインナーソールを研究する事によって、それを知り、インナーソールによってそんな彼らの手助けになればと思っています。

ええでしょ!?





レーシングドライバーはアスリートです。

走るのは車で、それに乗かってるだけに見えますが・・・レース中、心拍数は200に近づき、過酷な状況でとっさの判断を求められ、チームの戦略に頭脳を使い、持久力を要します。

大変な作業をしています。

僕はそれをアスリートとして示したい。




今回の件もそう。

シーズンオフのトレーニングもそう。



レース業界のバロメーターとして、スポーツメーカーがレーシングドライバーの色々をサポート、研究する日が来る事を、僕は目標にしています。



アシックス、ミズノ、アディダス、ナイキ、プーマ・・・・

カッコええ!!



改めまして、

アシックス・スポーツ科学研究所の皆様、ありがとうございました。

テスト後、ご報告させて頂きます。









そして、

明日は

ららぽーとTOKYO-BAYでイベントです。

SAVE JAPAN×ABC-MART×ららぽーとTOKYO-BAY





コメント ( 4 )

mikioGT :
レーシングドライバーととても比較できませんが、クルマ好きなボクも一応乗るときは少しこだわります。

アクセル、ブレーキ、クラッチ、それぞれを踏む作業で感覚が伝わりやすいソールのシューズでないと嫌です。

ましてレーシングドライバーの仕事からしたらひょっとしたらクルマのセッティングに似た作業なのかも知れませんね。
みっち :
インナーソール使用後の報告もお願いしますね。
レーシングシューズじゃないけど運転する時はスニーカーの様なモノでないと不安で駄目です、サンダルで運転なんて無理です。

レーシングドライバーの大変さは映像から、特に外側の映像では伝わりませんね、よく「最高速○?q」と字幕出るけど速度感が分かりません、だから映像だけしか見たことない人には大変さが分からないんだと思います。んで、生で初めて観る人の一声が「凄い!速い!!」
ミニコ :
ほんまにええわー。寿一さんの
こういう所が好きやねん。
寿一さんのプロ意識プロ根性と志しの
高さはいつも尊敬しています。
業界は違えど私が目指す所と同じだと
感じています。
どんなに辛くてもしんどくても
上手くいかなくても、毎日寿一さんの
ブログを読んで頑張れるんです。
真面目な日もおちゃらけな日も全部
好きです。

今日はレーシングシューズについて、
かなり興味が深まりましたよ。
はっきり言ってまったく知識ゼロの
世界です。でも、文章からは並々ならぬ
熱が伝わってきます。
またレースを見る楽しみが深まりまし。

我が家の食卓はいつもスーパーGTの
話しなんですが、今日は私が
レーシングシューズについて熱く
語ります。
ウーロンハイ :
自分だけのためじゃなく、レーサーやモータースポーツを愛する人たち全員のことまでを考えておられるなんて、さすがですね!

ペダル操作はクルマを動かす上で重要な操作の一つですからね。
極限を競う競技の世界では、ほんの少しの操作性が勝負を分けることもあるのではないかと思います。

レーサーのみなさんが、より高度なドライビングが可能になり、
よりエキサイティングなレースが見れればファンとしてもうれしいですね!
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