JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2010.10.20

その国々の国民性に合わせたレース運営を!!

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これ、アメリカのメジャーモータースポーツ、ナスカーのコクピットですが、このレースに10万人から15万人の観客が入ります。

シーズン中には毎週のようにレースが開催され、何処のサーキットも満員御礼、「大入り」が飛び交うまでは知りませんけど・・・・・。

写真をよ〜く見てください。

各パーツパーツがレトロな感じです。

ヨーロッパのレースカーのようにカーボン製の高級な感じはなく、鉄とアルミ、色んな物がむき出しです。

でも、人気がある。

人が喜ぶ。

人が熱狂する。

コンビニにはミニカーがいっぱい。

僕が言いたいのは、何事においても、何にお金をかけて、何を節約するかということをもう少し将来に向けて考えて行きたいということ。

日本のレースはまままだ、レースをする側本位。

もう少しお客様の立場になって物事を考えた方が将来のためになるかもしれませんね。


先日GTAの坂東代表と話す機会を得ました。

僕が言うのも失礼かもしれませんが、凄く頑張っておられると思う。

凄く考えておられると思う。

僕は坂東さんのお話しにものすごく共感を得ました。

スーパーGTを中心に日本のモータースポーツをもっともっと盛り上げていきたい。


最近、普段話せないような色んな方々とお話しする機会を頂いております。

ありがたい話です。

その機会を得るたびに

“もっともっと頑張らなあかん!”

そのように思わせて頂けます。

頑張らなあかん!

コメント ( 19 )

ちぐ :
カーレースは、観ている人口は多いと思いますが、実際にやってみた人はかなり少なくなります。
サッカーや野球は学校の授業でやることはありますし、格闘技もジムなどで体験や習う事は出来ます。
でも、モータースポーツはせいぜいレンタルカート位で、気軽にやるというには少々敷居が高いです。
もちろん、安全に配慮が必要なスポーツですので簡単に誰でもという訳には行きませんが、
もっとサーキットの走行体験などが気軽に出来るともうちょっと違う展開が見えてくるかもしれませんね。

自分もそうでしたが、レーサーになりたくてもなり方がわからない、なるまでに資金や仲間に恵まれなかったという方も多いと思います。
寿一&Andre FUN :
先日のオートポリス戦を観戦しに行きました。
アンドレの優勝おめでとうございます。
レースそのものは楽しかったですがイベント的に不満がありました。
フォーミュラやGTのブースは一つも無いし、ピットウォークではイマイチ楽しめなかったですね。
オートポリス戦は観客が少ないせいですかね?
鈴鹿や富士もあんな感じなのか…
来年はGTオートポリス戦がありますよね。
寿一さん盛り上げてくれませんか?
愚痴ばっかりですみません。

最終戦も頑張ってください。
ウーロンハイ :
寿一さんは十分すぎるほどがんばってますよ!

ブログだって毎日更新してくれてるし、こんなトップドライバーなんて世界中どこ探したって、そうそういないと思いますよ。
てか、いないんじゃないかな?

レースで重要なのは、あたりまえですが、いかに面白い競走を見せれるか?
だと思います。
当然マシンも魅力的ではなくてはいけないですし、ドライバーもすごい人たちじゃなきゃいけない。サーキットの華、レースクイーンも忘れちゃいけません!(笑)
でも基本はやっぱり、見ておもしろい追いかけっこですよね。
でもその面白さと言うのが人によってさまざまな感性があり、
むずかしいところでもあるとは思いますが。。。

おいかけっこの基本はトムとジェリー!
レースとはちょっと違いましたね(笑)
タキオン :
モータースポーツって楽しいですよね。
楽しみ方も人それぞれ!レースが純粋に好きな人もいれば、写真撮るのが好きな人。ドライバーの追っかけ。。。
四輪レースもそーかもしれませんが、二輪レース界はどーしようもないぐらい人がいないです・・・

ハッキリ言ってレース自体は二輪の方が面白いと思います。その凄く面白いレースなのにスタンドはガラガラ。

主催者はもっともっと努力しなきゃいけないと思ういます。これはやる側主体って事が影響してるのかな?って思います。
この楽しいレースをどーやってみんなに知ってもらって、サーキットに来てほしい!って考えるようになればもう少し変わるのかな〜って思います・・
ニオちゃん :
僕もサーキットがもっと身近になれば、また、身近に出来ないかと、イベンターの子と企画したりしてます。

でも、本当に車好きじゃないと、お金の価値観の違いに、人が集まりにくいです。

本当は、初心者をもっと集めて、スポーツ走行に興味持ってもらって、SuperGT観戦なんかも人数集めていけたらと思うのですが、初心者ほど最初のハードルにやられます。

定着したイベント企画に出来るよう、僕も頑張っていきます。そして、モータースポーツ好きな仲間を増やしていきたいと思います。

寿一さんの喋りや解説が面白くて好きって子も増やしました(^-^)b 頑張って下さい!もちろん、もてぎは予選日と決勝レクサス席から応援してます!
ぷぅ :
もう十分すぎる程、寿一サンは頑張っていらっしゃると思います。同い年でこんなに素敵で素晴らしい才能をお持ちで…。どうか独りで突っ走る事なく、気の置ける仲間たちと足並みを揃えて一歩一歩、日本を変えていって下さい♪
…とても羨ましいです。私はいつも消えてしまいたいと思っています。でも頑張ってる寿一サンと出会えて(一方通行ですが)世の中そんなに悪くないかも?と思えるようになりました。どうぞいつまでも同い年の輝ける星でいて下さい☆
mimi1974 :
アメリカのナスカ―は凄いですよ・・・そりゃぁ。
今日本のレース観戦者は減りつつありますよね。
スーパーGTも10年前の方が盛り上がっていたような・・・

レースカ―が一般車両から著しく離れた仕様になったのも原因だと。
まぁ、個人的な意見ですがね。

脇阪さん日本の未来、モータースポーツが盛り上がるように頑張って下さい。諦めなければ想いは人々必ずに伝わります♪
mikio :
【モータースポーツ】を盛り上げたい!

この希望がある限り、前進し続けるのでしょうね。
ヨーロッパや北米と比較すると、文化に始まり色々と異なりますね。『レースをする側本位』もお金もかかるし仕方の無い面も判ります。でも、俯瞰でプロスポーツを見ると日本は運営企業の論理が大きいですね。企業が予算を出してくれる訳ですが、昨今のチームの身売り話などを見ているとその競技に対する愛着の度合いと云えば良いでしょうか?ファンとのギャップの大きさを感じます。

事、モータースポーツに置き換えると、運営側だったり企業であったり細かな事は判りませんがGTAと云いファンを大事にしている感は伝わってきています。そこに於いて前戦富士の中止の大英断も素晴らしかったと思います。
その他、GAZOOの体験型プログラムも素晴らしいと思います。

子供を大事にする事は未来につながり素晴らしい取り組みと思いますし、SuperGTのレースを見に行くとそこかしこでそれを感じれます(でも、大人にも優しくしてくださ〜い!)。

では、サーキットに足を運んで貰うには?と考えると難しい。
他のスポーツに比べると、サーキットへの交通手段は場所がらやはりクルマがメインとなります。かといって、以前富士のF-1の時の様なシャトル方式は凄く不評でしたし、やはりその答えを探すとしたらサーキットに来ない方々に伺うのがBestと思います。好きな僕らでいっくら考えても、僕ら本位の考えが出発になってしまいそうです。

と、結局は結論は出ませんが、ファンもお手伝いはしたいと思っています!





パーツはレトロですが、トップチームが使っている技術は最新ですよ。F1でOKでもNASCARでは使い物にならないこともあります。風洞実験なんかも実車ですからね…。

アメリカでなぜNASCARが盛り上がっているかと言うと、背景には「ファンが一番。次がスポンサー、そしてドライバーで最後がマニュファクチャ」といった考え方があるからかな?
全員ではありませんが、ファンの皆様がガレージ・ピットに入る機会も準備されています。この距離感がファンの皆様をひきつけるのだと思います。
yu-aki :
ナスカー欠かさず観ている我が息子。ビデオに録画して観ています。
将来の夢が、GTドライバー。 けど、それに対して、親は何もしてあげられてないのが現状です(●д●) お金がかかると言うのが一番ですが、カートを乗らせる場所もなかなかなかったりで… 遊園地とかの、ゴーカート位が精一杯です(^_^;) それでも、夢を持ってくれた事は、有難い事だと思います。 今からでは、遅いと思いますが、障害を持ってる息子でも、レーサーにはなれるのでしょうか? そんなに甘くない世界ですが‥
shinobu :
誰もやっていないことを先駆者となって始めること、変えていくことは大変なことだし、なかなかできることではありません。
寿一さんがいつも先頭に立って頑張っておられる姿は、ほんとうに心に響きます。
モータースポーツが盛り上がっていってほしいという思いとともに、長年のGTファンとしてはなかなか複雑な思いです。
S−GTの人気が上がり、家族連れの方も増えサーキットの環境もよくなってとてもありがたい。
だけど人気が上がると、身近だったレースがどんどん大きくなって遠ざかっていくような気がして少し寂しいです。
でも、ほかのレースにいくといつもがらんがらんで…もうちょっとなんとかならないのかな…という思いも。
みんなにモータースポーツを楽しんでもらいたい。
若い人も、家族連れも、年配の方も。ちょっと見てみたい方も、本当に好きな方も、長年のファンも。
人が入るだけでOKでなく、新しい人、今まで応援してきた人たちも一緒に楽しめるようなレースがこの先も続いていけばいいな、と感じています。
頑張ってくださいね!
ESSO&TOM'sファン :
SUPER GTやF1はサーキットに
それなりに人が来ますね
フォーミュラニッポンやSUPER耐久は寂しい感じがします
景気や流行に敏感なのが日本人なのかも知れませんね
モータースポーツ=欧米の文化
日本はベースボールにしろフットボールにしろ
欧米のスポーツを真似て行っているに過ぎないのかも
その中でも景気に一番左右されるのが
モータースポーツなのでしょうね
流行りに敏感な日本人
スポーツカーは買わずミニバンやHV車ばかり
HV車とサーキットを結び付けようとしても
少々無理があるような気がします
FT86やマツダのロードスターなどの
車種を好む民族に変わって欲しいですね
つじめ :
アメリカらしいですね。むき出しのところが…。
道路もアスファルトじゃなくコンクリートだし、ほんと車に悪いなーって思いました。でもトヨタ車初め日本の車って優秀ですよね。
あんな悪条件の中で壊れない、燃費はいい、乗り心地はいい、日本の技術って素晴らしいですよね。
そんな世界でも最高峰の技術を持った車を作っている国でモータースポーツが低迷しているって…。
国民性、あると思います。一般的に日本人って興味のサイクルが短いと思います。欧米の人たちって、自分の興味があるものはずっと好きという感じがします。そんな日本人にずーと興味を持ってもらう、難しいかもしれませんが興味持って欲しいですね。
なんか感じたんですが、モータースポーツって他のスポーツより敷居が高いっていうか、入りにくいって思います。私いろんな人に"モータースポーツが好き”って言うのですが、帰ってくる言葉が”すごいね”で終わるんですよ。私的には”何がすごいんだろー”って思うんですけど、私個人が思うことなんですが、モータースポーツが好きな人は、車にすごい知識を持ってなきゃいけないとかやっぱり速い車に乗ってなきゃいけないとか思っている人が少なからずいるんじゃないのかなーって思います。(私の個人的意見)でもスポーツはスポーツなので野球やサッカーと同じ感覚で思って欲しですよね。レース会場に自転車で来ても全然OKですよね。(すいません、訳のわからないことを書いてしまって。)
本当に楽しいからたくさんの人に見て欲しいです。
寿一さんのがんばり、坂東代表のがんばり、みなさんのがんばりファンは受け止めてますよ。今週末の楽しいレースをみせてください!(^^)!
TOYOTAファン :
NASCARは毎週観ています。解説の方も時々おっしゃってますが最新の技術は使われていませんがとにかくエキサイティングで面白いです!時にはケンカごしのド迫力の接近バトル、個性豊かなドライバー、テレビ中継も色々工夫が凝らされていてかなりいい感じです!レギュレーションやイベント、ファンサービスなども徹底したファン目線らしいですね。ちなみに好きなドライバーはジョーギブス・レーシング所属のTOYOTAのエース、カイル・ブッシュです☆走り屋魂全快で強烈なキャラがいい感じ♪
日本でもスーパーGTがプロ野球やJリーグなどと同等かそれ以上の人気になってほしいです!サッカーだってJリーグ開幕前は全然人気なかったところから努力してここまで人気が定着したのだからできるはず!その為には地上波でライブか観やすい時間に当日録画放送(例えば放送開始時間がライブの一時間後スタートとか)をする、開催レース数の増加などが必要と個人的には思います。実際に実行するとなると大変でしょうけどなんとか実現して欲しいです。
yu :
ナスカ面白そうですよね!
日本でモタスポがいまいち盛り上がらないのは
お金かかりすぎるのが大きな原因のひとつに思えます
観戦するにも一般人にはかなり高いし・・・
GT1回でディズニーランド行けると思うと
最初の一歩も敷居が高いですよね
芝生や立ち見でもいいからもっと気軽に
観られたらいいのにって思います
一度観たら絶対に面白いから
きっとまた足を運んでくれると思うけどな・・・
実際にレーサーになりたい子供達はたくさんいても
その夢をかなえるための資金がかかるしね
モタスポがもっともっと身近に気楽に
楽しめるようになってほしいです
だってこんなにたのしいモタスポに
こんなに頑張ってくれて楽しませてくれる
寿一さんを知る機会がないなんてもったいないですよね

CADETS_ISHII :
先日の某レースでの「予選Q3で赤旗出ちゃったから時間余ってるけど終わりにしちゃえ」なんて事を運営側がやってたらファンは興ざめですよね。

SUPER GTのようなカーボン素材バリバリの高価なマシンじゃなくたって「ファンが面白いと思うレース」が見られればいいんです。(どうせ走っているマシンの中なんて見れないんだし)

運営はSUPER GTの方が面白そうで、オーバーテイクボタン(アメリカではプッシュ・トゥ・パスですか)を備えているマシンそのものはフォーミュラニッポンの方が面白そうです。

両方の要素を取り入れたらファンは喜びそうですよね。


後はコマーシャル・プロモーション次第でしょうね。
hiro :
Vitzのレースでもバトルがあれば、十分面白いですよ。
速さを競うのがレースですが、速さそのものが客の望む1番の理由なら400km/h出るCカーが生き残っているはずです。
金の掛かり過ぎるレースはエントラントが疲弊、その結果客も離れる。これまで日本のレース界が繰り返してきた歴史です。

インディ500が1911年、ル・マンが1923年、NASCARが1948年、F1が1950年、それぞれにものすごく歴史があります。
これらを頂点とし、下位にはマイナーでもお客さんが楽しめるレースが多数開催されています。
その背景には広大な土地、近所にあるカート場やロードトラック場、安い燃料代といった子供も大人もモータリゼーションとモータースポーツに触れやすい環境が身近にあったことは事実でしょう。
どれも日本に無いものですから、ないものねだりをしても始まりません。

ただ、現在欧州のレースも昨今の経済状況もあり、観客の伸び悩みが囁かれています。DTMが日本とアメリカに声をかけてきたのもそれが理由のひとつです。
技術では負けていないと思いますから、彼らのレースへの取り組み、マーケティング、お客さんへの対応を学ぶいいチャンスではないでしょうか。
レースを、ドライバーをもっと知ってもらいましょう。

・SuperGTやFormulaNippon、S耐はYoutubeやUstreamなどTV以外でも流す。
・現役ドライバーを呼んで、カート大会を行う。
・その取りくみを地上波で流す。

その昔、日本テレビの「生でダラダラいかせて」という番組でカートをやっていたのを覚えていらっしゃいますか?突然ものすごい人が出てくることがありました。

アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセル、ジャン・アレジ、中嶋悟、星野一義、近藤真彦、野田秀樹・・・・。
バブル絶頂期だからできた構成とはいえ、大人から子供まで楽しめたコーナーだったと思います。

セナの言葉が印象的でした。
「GO-CART is the best school, Childlen can have to learn how to drive.It is a safe sport,healthy and spirit of competition and challenging is very pure."
So,I'm very happy that in japan GO-CART Activity is growing very much with young stars,whom become the champion of the formula one future formula one.

「ゴーカートは子どもが運転を習うのに最良の学校です。
安全で健康的で、競争やチャレンジ精神を養うのに最適です。
日本でも若い人達の間でゴーカートの人気が高まっているのは嬉しいし、将来その中からF1のチャンピオンが生まれるでしょう」

クルマに興味をもつ人口が減っても、子供にも大人にも競争=レースに興味を持たせることはできるのではないでしょうか。

レースを含め、海外のスポーツを見ていると、お年寄りとお孫さんの組み合わせが多いですね。
我々が老人になったとき、孫を連れてレース場に通えるような環境ができていたら嬉しいです。

jimny :
ドライバーも観客もレースを楽しむということ。

ナスカーにはそのヒントが隠れているのかもしれませんね。
101K in Kyoto :
モータースポーツの発展には、
今の子供達が如何に「クルマ」が好きになってくれるか!?
大袈裟に言えば人生の何%を「クルマ」が占めるか!?
ここに尽きると思います。
色んなスタンスで「クルマ」社会を盛り上げていく活動が我々には必要ですよね。
カテゴリーは少し違いますがFボス中心に「TTM」というイベント(11/20・21於:京都美山)が開催されるので、私もご一緒して「クルマ」を盛り上げて来ます!
勿論、最初のTはトヨタっす!!
101Tシャツ着てこ!(笑)

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