JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2013.9.14

舞台『オサエロ』


今日は友人の舞台を見に行ってきた。

「オサエロ」とは特攻隊の隊長が部下に徹底的に教え込んだ指令。

部下の頭の中に染み付いて消える事のない隊長の言葉。


「ぶち当たるまで何があっても目を閉じるな」

「力一杯、死ぬ前の最後の力で操縦桿を押さえろ」

「押さえろ、押さえろ、押さえろ」

特攻隊が敵艦隊に特攻する際、機体が急降下するため角度がつき、その浮力で機体が浮いてしまい、敵艦隊に突っ込めなくなる事を避けるため操縦桿を押さえる必要があった。





今の時代まで生き残った特攻兵が伝える、彼らが生きた時代とその生き様、彼らが願った小さな幸と人を思う気持ちの尊さ。

それを最後に今の若者に対比させ、今生きる者へのメッセージ。





本当に感動した。







最近、僕の周りにちらつく戦争時の話。

小説、映画、舞台・・・

何かのご縁だと思っている。

神様は僕に何を伝えようとしてるのか!?

今の日本人が、当時の日本人から学ぶ事はたくさんある。

ぼんやりはわかってる気がしますが、それをはっきりとしたものにしていきたい。

コメント ( 2 )

∠昭晴 :
戦争って授業とかテレビの特番だったりでは
見たりして身近に感じてるつもりですが
想像しきれない物があることは頭の中でですが
理解してるつもりです。

実際、私の祖父は戦争を経験してるので
当時の話を聞きますが経験した事と
話しでは格が違うと思います。

もっと、みんなが戦争を身近に感じて
何を思うか。その環境を作ることが大切だと思いますね。
ウーロンハイ :
戦争が起こって何より許せないのは、必ずその争いとは何の関わりも無いような人たちばかりが犠牲者になり、今まで大事にしてきたごく当たり前の生活さえもできなくなってしまうということ。
家を失うもの、大事な人たちを失うもの、そして自分の命を失うもの。。。

一部の勝手な権力者のわがままのために戦争は起きる。

同じ地球に住む者同士。

何人たりとも人の命を勝手に奪っていいわけがない。

戦争によって技術開発競争が行なわれ、現在の便利な社会が出来上がったのもまた皮肉な現実ではありますが。。。

僕みたいなのが偉そうに言えるような問題ではありませんが、僕は戦争のニュースはキライです。

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