JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2011.7.25

青い目を持つ侍たち   〜彼らが日本を思う気持ち〜

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昨日はあるパーティーに顔を出した。

アンドレ・ロッテラー選手に誘いを受けて。


そこにはブロワ・トレルイエ選手も。

ご存知、2011年度ルマン24時間耐久レース、アウディーワークスの優勝コンビです。

日本ではそれぞれアンドレがレクサス、ブノワが日産と契約し、ヨーロッパではそれぞれアウディーと契約。

2つのメーカーと契約する。

普通では考えられない事ですが、彼らのスピード、魅力がこのような事を実現さすのでしょう。

今、世界が注目する2人のドライバー。

世界水準のドライバー。

アンドレはフォーミュラニッポン2戦2勝中、まさに今、1番!!である。



僕がパーティー到着した時には2人ともほろ酔いで・・・

アンドレが、僕が着けている時計に注目。

「寿一、これどうした!?」

「何処で買った!?」

「いくらした!?」

「僕もこのモデルが欲しいと思っていた。」

マシンガンのように言葉を並べ僕の時計を持っていった。

その代わりにローレックスのデイトナを僕に渡して。

「菅生まで替えてくれ。」

だって。


時間は過ぎ

僕が

「ルマン24時間耐久レースでの彼らの優勝を誇りに思う。」

と話し、「SAVE JAPAN」への損得勘定なしの協力に感謝すると伝えれば

アンドレとブノワが日本について熱く話しだした。

まずは「SAVE JAPAN」の事。

それを協力しようと思った経緯。

「SAVE JAPAN」をアウディーの方々や、チームメイトに協力要請をした時の彼らの反応。

ブノワの腕には「SAVE JAPAN×小林可夢偉」のブレスレット。

アンドレが大量に購入しヨーロッパに持っていったあのブレスレットとSAVE JAPAN×ABC-MARTチャリティーTシャツ。

色がすり減って見えなくなっている。

多分、ずーっと外さず付けてくれてると思う。

ヨーロッパにいるアウディーのスタッフ達もそうらしい。

ほんまに感謝。



話しは彼らの今に至るまでの事に。

F1ジャガーのテストドライブはしていたが、レースの事は何もわからず日本に来たと。

2006年に寿一と出会い、今も続いていると信じてるが、2010年までのグレイトな5年間でレースの全てをあなたから学んだと。

車の造り方、レースの組み立て、タイヤの使い方、戦略、チームへのアプローチ、ファンの方々への接し方。

あなたが今のアンドレ・ロッテラーを造ったんだと。

アンドレが心なしか目を赤らめてそのように話せば

ブノワは

全くその通り。

僕は星野さんもそうだけど、本山哲とであって全てが変わった。

彼が居なければ今の僕は居ないだろう。

我々にとって日本は特別な場所。

この場に居れて感謝。

だそうだ。


嬉しいやないの。

涙か出るね。


僕からしたら・・・

2004年、2005年、2年間勝てずに移籍。

2006年にアンドレと出会って、たくさんの優勝、2度のタイトル、それもシリーズ2位1回、3位1回と素晴らしい成績を彼からもらったと思っている。

彼が僕に与えてくれたんだと思っている。

そんな彼が僕の事をそのように想ってくれている。

本当に嬉しい。


男がああいう雰囲気でお酒を飲み語り合うとき、ましてや同士が・・・

心の奥底にある本心が出てくると思う。


最近その場の状況で、口先だけのことを言う人が多い僕の回りですが、昨日のは心に刺さりました。



会場が暗くて気づきませんでしたが・・・

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ローレックスのデイトナ。

時計の裏をのぞいてみると

「24HEURES DU MANS 11-12 JUIN 2011 」

「WINNER 2011」

って書いてあります。

知っていますよね!?

この時計はルマン24時間耐久レースの勝者だけに贈られる時計。

レーシングドライバーにとって、オリンピックの金メダルかそれ以上の価値があるもの。

普通、それを人に渡すか!?

確かに僕の時計も気になるとは思うけど・・・

アンドレは、これを苦労して努力して手に入れた事、その喜びを僕と一緒に共有したいと思ってくれてるのだと思う。

それをそのまま言うより、彼なりの思いやりなのかな!?



返すまで大切に保管します。






アンドレ、ブノワ、ありがとう!

嫌な事が多い中、またやる気が出てきたよ!!

コメント ( 34 )

o3desu :
あかん。
昼休み、会社のパソコンの前で涙を流す変なおっさんになってしまいました。
泣き虫オヤジ :
こんにちは寿一さん☆☆☆
ブログを読んでいて泣き虫オヤジはやっぱり泣いちゃいなした。
格好いいよな〜アンドレもブノワもそして寿一さんもね☆☆☆

たかし :
苦楽を共にしてきた仲間だからこそ、分かち合える喜び、
尊敬しあえる気持ち、そして信じあえる心があるのだと
思います。
11さんは、たくさんの仲間に支えられ、見つめれら、
幸せ者だとおもいます。

アンドレとは、やはりロッテラーだったんですね。
はなこ :
やはり、ロッテラ-にとって寿一さんは心からのパートナーなんですね。
GTでロッテラ-から寿一さんにドライバーチェンジする時いつも、ロッテラ-が寿一さんのヘルメットを2回叩いてからドアを閉めて送り出す姿が今も頭から離れません。
今期GTでは違うチームで走っている2人ですが、2人の絆は深いものだと感じています。
これからも2人の姿を追い続けていきます。

tyuritsupu :
昼休みに マック食べながら携帯で読んでいて
思わず泣きそうになってしまいました。

みんな素敵すぎ。
中2のカートやろう :
マジで泣きました(T . T)
11さんもアンドレもブノワもかっこいい‼
ってかSUPERGTいや、モータースポーツってかっこいい‼
素晴らしい‼

アンドレの時計めっちゃかっこいいですね♪(´ε` )
Yoshua :
ずっと走り続けている人達だからこその苦労とか有るのでしょうが、いつも僕達の前で輝き続けてくれる皆さんに感謝 & 脱帽です

だからこそ今のモータースポーツ報道をなんとかしたいって思います
F1で可夢偉選手が活躍しても、フジテレビ以外は報じない
インディーカーレースで琢磨選手が活躍しても、日テレ以外は報じない
スーパーGTでの結果も、テレ東以外ではニュースにすらなりません
モトGPやWRCなどもやはり、放映権を持つ局以外では報道されません
野球やサッカーは各局がこぞってニュースにするのに...

理由は判っています、一局独占という放映体制が原因である事
こういった報道体制がモータースポーツの周知を阻んでいる事
寿一さんやアンドレやブノワの活躍が各局で報道され人々の目に触れる機会が増えれば、日本のモータースポーツはもっと発展すると思えるのです

現在の一局独占をやめて、1レース毎に放映権を獲得する野球方式にすれば、沢山の人にモータースポーツの素晴らしさを知ってもらえる様に思えてなりません
ミーア :
只今仕事完了 一人ちまちま飲みながら 涙してしまいました いやーぁ 友情 信頼 思いやり その他諸々 そんな簡単には言葉に表せない まさに絆を見せていただいたような なんだか心に ザックリ来ました よんで何か清々しい気分にもなりました 影ながらこれからも応援させていただきます
ともみ :

脇阪・ロッテラー組は永遠です!(涙)



ウーロンハイ :
まさに戦友ですよね!
そこに居た者にしかわからない
誰にも立ち入ることの出来ない世界。
美しい世界だと思います。

ただ誰よりも速くチェッカーを受けるためだけに、ひたすら努力し続けているレーサーならではの友情ですよね!

そんなお二人がうらやましいです。



あやぶー :
アンドレ&べんちゃんサイコーです。

mikio :
文字にすると安っぽくなってしまいますが・・・。
アンドレさんの心遣い、回りくどいけど『今のアンドレ・ロッテラーを作ったのはあなただよ だからルマン・チャンピオンになれた喜びをあなたと分かち合いたいんだよ』って云う、彼らしいシャイな小粋な親友を思う気持ちですね。本当に素敵な関係ですね。本当に計り知れないストレスの中でトップレーサーとして戦ってらっしゃる11さん、親友って良いですね。嬉しい気持ちのおすそわけ、ありがとうございました。嬉しい涙を流させてもらいました。

アンドレさん、11さんに気持ちを伝えてくれてありがとうございました。素敵な人には素敵な人が集まるのですね。

素敵な話しをブログにして頂きまして、本当にありがとうございました。
しんや :
ブノアもロッテラーもめちゃくちゃいい人だと改めて思いました。

またいつか寿一さんとロッテラーで走るとこを見たいです!!
K.M :
寿一さんとロッテラー選手の関係は本当に本当に素晴らしいものですね。
お話を読ませていただきましたが、いま目をうるうるさせながらコメント書いてます。

自分がJGTCを見始めた頃からロッテラー選手はある意味目立っていた記憶がありますが寿一さんと組んだ2006年からの彼のドライビングは本当に光っていました。
もう夢中で36号車を応援し続けていましたが・・・
いつまででも脇阪・ロッテラー組が見ていたかったんですけどね。
でも別々の車に乗っている今でもこんな素敵な話を聞くことができてとても嬉しいです。

ほんとかっこよすぎです。
これからも脇阪・ロッテラー組を応援していきます!笑
くり坊 :
なんて感動的なことでしょう…
アンドレ、レース中はあんなに熱いのに、本当に優しい(*^_^*)

お互いを思いやり、信頼し、尊敬し、それがGTの素晴らしいレースにつながっているのですね。

自分自身も、子ども達にも、こんな生き方をしてほしいです。
これからも、ずっと応援していきます!
ララ :
11さんのブログ、最初見るとき私の目線はタイトルより写真にいきます(笑)
ピカピカで重たそうな時計ね。。 どの針をみるか悩むわねって・・
そんな感じで読み始めたのに、こんなに涙ぐむなんて。
お互いの時計交換までは微笑ましく? ああ、この2人らしい会話ね〜って楽しい気持ちでブログの文字を目で追っていたんですよ。

いつの間にか文字に添う、11さんの心が伝わってきて、嬉しさがこみ上げてきてしまいました。

9歳差の(あっ、11さんもうすぐだから10歳?)2人が一緒のチームで走っていた時間。
終わりがくるなんて正直考えられなかったです。
(今だって・・時々11さんのブログにちらりと登場するアンドレさんはやっぱり11さんにとって他のドライバーとは違う感じしますからね〜)
2人が離れて走る今、あの特別な時間の意味がわかる気がします。
あの頃・・も・・楽しかった!ですよね、11さん!

あっ、もうすぐお誕生日だし・・この時計、11さんへプレゼントのつもりだったり?・・・しないかしら(笑)
432 :
寿一さん

アンドレがル・マン24HでSAVE JAPANのTシャツをAUDIのスタッフに持って行って着せたりして、アンドレの行動に感謝していました。

ベンちゃんもTシャツ着てくれていたし。

日本のS-GTで走っている2人は、普段から300のマシーンを追越しているので、ル・マンでも実力が発揮出来たと思います

#1・#3号車は抜いた時の接触が原因だしW。。。

アンドレ一人がもらってのではない
 
ロレックスのデイトナ 2011ル・マン WINNER

寿一さんに色々ご指導していただいた アンドレの感謝の心

素敵なブログです。。。

感動したした 寿一さん

菅生 #35 頑張って下さい

応援しています
しがないBANK MAN :
青い目のサムライ。
イイフレーズです。
私が一番最初に感じた『青い目のサムライ』はラモス瑠偉やアンディ・フグでした。
アンドレとベンちゃんは、それ以来の『青い目のサムライ』かもしれないですね。

しかし、時計の話は泣けますね。
アンドレは、まるで、サプライズで彼女にプロポーズする男子みたいです。ルマンでの勝利をホントに11さんと共有したいのでしょうね。

だからこそ、菅生は11さんが魅せる番です。
11さんのポールダッシュに始まり、圧倒的速さで勝利‼
『やっぱり11は凄いね』と、また、アンドレに言わせましょう。

P.S. 11さんとアンドレの絆というか距離感は言うまでもない事ですが、そのお二人にTJさんが加わった感じも至極好きです。
三四郎 :
素晴らしい!

日本人が忘れかけていること・・・それをこの青い目のサムライ達は知っている。
なんということだ・・・。


このブログを日本中の人々に薦める!この青い目のサムライ達、そして寿一さんのとの絆・・・。

今の日本に必要なことだと思う!





TOYOTAファン :
記事を読みながら思わず涙しそうになりました。
寿一さんのまわりだけでなくその場の状況で口先だけの人間私のまわりにもっていうか世の中多いですよね…。残念ながら、そういう人達。それだけにこういう男と男の簡単に言葉で表せない友情、絆、すごく心にしみます。
千風 :
二人とも日本に来て、良い相方に巡り逢えたんですね。

だからこその、言葉や行動だったように思います。


素敵な話を聞かせて頂き、ありがとうございます。暖かい気持ちになりました。
ちぐ :
国籍や言葉って関係ないですね。
目指す物は一つ、心は一つ。
サーキットでは互いをしのぎを削り、サーキットを離れれば心の通った仲間。
すばらしいです。(^−^)
これこそ、スポーツの素晴しさですよ。
つじめ :
色々な意味でグサっときました。友情の深さ(仕事を超えた仲とはこういう物か)、無償の愛情、自分の情けなさと小ささに。悔しい思いは私も多少はしてきました。世の中の方たちはもっとでしょうけど。嫌な事があった時とか楽しい事、好きな事で気が晴れたんですよね。モータースポーツというかスーパーGTを見ていると楽しいんですよね。ドライバーの皆さんは命がけでお仕事をしておられるのに申し訳ありません。寿一さんの回りの口先だけの方、私もその類いかな。でも遠いとなかなか簡単には行けないんですよね。金銭的に。言い訳になってしまいますが。でも気持ちは変わってないんですよね。これからも寿一さんのご活躍、ご活動、考え方を私のできる事で応援していきたいと思います。どんな境遇の子供でもチャンスが与えられる、いろんな機会に触れられるそんな世の中になって欲しいです。いつも偉そうで申し訳ありません。菅生は絶対表彰台、頑張って応援させて頂きますm(__)m
ももじ :
もー!!仕事中に泣いちゃったじゃないですか(;O;)

一生の間に、こんな友を得られるなんて素晴らしいことですね。
とても難しくて、貴重なことだと思います。

寿一さんの人柄、アンドレの人柄あってのことですね。
ミワ :
ブログ読んで心が温かくなりました。
ファンとしても嬉しいです!!
寿一さんみたいな有名人になると人一倍に人間関係が大変ですよね・・・。
☆脇阪寿一ファン☆の言葉は真実ですから〜〜〜。

後、、寿一さん!!!!
LFA#87号車が25日にオートポリスに!!!!なんで???
観たかった!!!!聞きたかった〜〜LFAサウンド!!!
BAN :
本当に心を許してる友人には、さりげなくとてつもなく大事なものを預ける…
どんな言葉よりも重くてズシンときますね。感動しました。
自分も寿一さんのファンであることを誇りに思います。

ぼんたろー :
泣きました。

でも僕は泣いてる場合じゃない。
黒い目の侍としてがんばります。


心折れるときも多いけど、ゆっくり自分のペースで必ず社会復帰します。
2000年1月1日生まれの子の父 :
参りました。
アンドレといいブノワといい
サイコーな青い目のサムライですね。
寿一さんもとても最高な弟子(アンドレ)がいて羨ましいです。
やっぱ人間って一人では生きてはいけませんね。
二人に負けない位 菅生は応援いたしますので
頑張ってください。
メガWEBは親子共々楽しみにしてます。

宇宙犬 :
『青い目を持つ侍』
彼等の想い、気持ち、行動、とってもありがたいです。
Benちゃんもアンドレも、いつも優しく接してくれます。

そんな彼等を育てたのが、星野監督や寿一さん、本山さんという『生粋の日本の侍』なんですよね。
日本にはたくさんの“侍”がいるんだなって、誇らしくなります。
寿一さん達の後に続く『若い日本の侍』も確実にいますよね?
レース業界、まだまだ楽しみです。
ユウマナパパ :
心が洗われる話しですね。
11さんが羨ましいです。こんなに信頼されて。11さんもアンドレを大切に思って。
このメールをよんで泣けてました。
(ρ°∩°)
メーカー・チームが違っても、ドライバーは、ひとつですね。
何回読んでも、良いなこのメールは(^O^)
坂井家 :
お互いに尊敬しあえる信頼できる仲間

チームは変わっても、しっかり結ばれてる『絆-キズナ』

いつかまた同じシートを共有してほしいです

時計の交換なんて、それも世界に二つとない時計ですよ!
ステキすぎます!
かっこよすぎです!



red(^^)V 101K :
どこかの国の車両のように(自分を)埋めたくなるような最悪な出来事ばかり周りでおきる最中。
感動しました。
そのような仲間&戦友が居られ羨ましい限りです。
では週末頑張って下さい。さようなら。
やまたか :
寿一、アンドレ、ブノワ。

あなたたち最高だ!!

ぼくはこの三人の
凄い走りに魅せられて
こんなにモータースポーツが
好きになったんだ。

これマジです!

それと会社の星野一義大好きのおじさんにきっかけをもらって。

レースにひたむきな素晴らしい人たちによって
ファンが増えていくんですね!

こころから感謝します(*^^*)



みぃやん :
やっぱり大好きです☆

脇阪&ロッテラ−組!!

出来ることならもう一度同じチームで走ってほしいと願っています☆

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