トップページに戻る

●JGTC Rd.7 REPORT

残すところ、あと2レースとなって、今回はスープラが苦手の美祢でした。 前回の予選では好位置を獲れたけど、事前テストも参加しなかったし、流石にここはキツイと考えてたけど、木曜日のフリー走行から予選までに少しずつ良い流れになってきて、予選では前回と同じ4番手に着ける事が出来て、僕にとっては良い意味の大誤算でした。

フリー走行では、ダンロップが頑張って作ってきてくれたタイヤをちゃんとテスト出来て、また効率良くも使えたし、車のセットも1つ1つ冷静に判断しながら進めれたし・・・。 また、2回目の予選、最後のアタック前はセット変更などジタバタせずに車を信じ、ただ集中して走れたとも思う。 これは前からお世話になってる松本恵二さんにずっと言われ続けてる事。 1秒以内に17台が入ってる今回の予選なんかでは、一番重要な要素なんかも・・・。 最近、やっとそれが出来始めてる様な気がして、遅れ馳せながら今まで自分が如何に足りてなかったかを痛感。 そのアタック直後、ちょっとした燃料系のトラブルが出てストップしてしまった訳やけど、この日は路温も低かったし、それが出ずにクールダウンを挟んで、もう一発アタック出来てれば・・・って感じでした。 結果的に最後の最後で無限の龍ちゃんに、0.003秒差でやられてるし・・・。 前回の茂木では、救済処置の吸気2ランクアップに助けられてる部分がデータ上でも多く、『ん〜・・・。』って感じやったけど、今回はインフィールドもちゃんとスピードがあってのタイムやったんで、レースが出来る自信もあった。

決勝は、今季初めて僕がスタートを担当。 ローリングスタートはカート時代から得意! 上手く合わせれて、1コーナー手前で#16の横まで行けて、アウトから仕掛けようかと思ったけど、#64と#36が接触しかけてたんで中止。 2コーナーも冷静にバックミラーも見てたのが良かって、トップ3台とは離れたけど、何とか抜け出せたし本当にホッとした。 その後、何とか前に追い付く様に走ったけど、左フロントタイヤの消耗が早く、ペースが次第に落ちていって、最終コーナーでアンダーステアでミスした所を#22の本山君に刺され・・・。 僕も立ち上がりでクロスを掛けようと試みたけど、刺した後の処理も完璧で、敵ながら天晴れ! しかし、上手い人とレースするのはほんまに楽しいね! その後、無線で、『もうタイヤ無いよぉ〜!』って交信するも、監督からは、『プッシュ!』の応答しか返って来ず、引っ張れるだけ引っ張って、結果的に上位では最後にピットイン。 正彦さんに交代。

その数周後、4コーナーで#25にさり気無いプッシングされてスピン。 この時、正彦さんはブロックとかしてないし、相手は同じトヨタやし、ちょっとアレやけど、まぁ、レーシングアクシデントとして、『しょ〜がないっ!』って言うしかないな。 結果、10位で1ポイントではあるけど加算出来たし、最終戦、鈴鹿、また皆で力を合わせて頑張ります!!

薫 一

 

← Round 6

 


BBS Racing Shigekazu Juichi