JS Style BLOG:レーシングドライバー脇阪寿一、薫一選手のブログ

2005年03月31日

フランス、ポールリカールサーキットにいます。

3月31日木曜日 (日本は4月1日0時57分)050331_01.jpg
フランス、ポールリカールサーキットにいます。童夢のルマン24時間のプロジェクトでTESTにきています。かなりの強行スケジュールのためメカニックが作業に追わればたばたしていて僕はシート合わせをするためにメカニックの手が空くのを待っています。この暇な時間を有効活用するため横で道上龍選手が執筆活動を始めたため、それに影響され日記を書くことにしました。

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今回はルマンシリーズの合同TESTでルマン24時間に出場するたくさんのチームが来ています。このポールリカールサーキットはそれこそアラン プロストなどがF1に出ていた頃にはF1グランプリでも使用されていましたが、今は完全にTESTコースとなっています。そのためTESTに対しての設備は万全でまず、TESTで使用しているチームの機密を守るため関係者以外は完全シャットアウトで完全にコース全体を覆っているフェンスからは誰も入れませんし何も見えません。今朝もあの音だと多分TOYOTAですが、F1チームがTESTしていたため僕たちの搬入はTESTが終わった14時まで待たされました。後はPIT、TESTがしやすい造りになっているしモニターで全コーナーを追えるシステムになっています。コースはコースアウトするとグラベルに摩擦係数が高いアスファルトが敷き詰められており(下の画像)、コースオフしてもたいがいはぐラベル上で止まりマシーンにダメージ出なくなるコースになっています。タイヤは多分ギタギタになって終わると思いますが・・・・。車が壊れるよりはましでしょう。最近のFIAの指導がそうなっていて日本では新しい富士や鈴鹿のスプーンコーナーや130Rがそうなっていますよね。
050331_03.jpg(摩擦係数が高いアスファルト)

そろそろシート合わせしてきます。050331_04.jpg

投稿者 Juichi : 16:50

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2005年03月29日

スーパーGT開幕戦

J−Style日記 3月29日 火曜日 曇りGT開幕戦も終わり厳しいシーズンになることが明るみになってしまい“やばいな!”と思う気持ちは正直ありますが、やることが多いほど充実したシーズンを送れるので今は“やってやる”というような気持ちです。レースが終わり東京に戻り冷静にいろんな事を見つめなおし次の富士のTESTに望みます。

今日の夜便でルマン24時間レースのTESTのためフランス、ポールリカールに行ってきます。来週末のGT TESTには戻りますがすぐにベルギーで開催されるスパ1000Kmに出場のためヨーロッパに向かいます。スケジュールはかなりハードですが、ものすごく海外での活動が今は新鮮で楽しみです。98年にF1のテストドライバーとFNを掛け持ちしたときのようなスケジュールです。若さがそのときとは違うので体のケアだけは万全にしたいと思います。

投稿者 Juichi : 10:18

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2005年03月26日

スーパーGT開幕戦(岡山国際サーキット)公式予選

3月26日土曜日 公式予選
今年は去年と予選方式が変わりました。予選1回目の上位10台と2回目の予選の中で(予選1回目で上位10位までを除く)上位2台にスーパーラップに参加する権利を与える。というものでそのスーパーラップのタイムで1位から12位までの予選順位を決定するというものです。

予選1回目
昨日から心配していたリヤアームのマッチングがうまくいかず、高速コーナーで車が曲がらない状態(アンダーステアー)がひどく、低速コーナーでブレーキング時にリアのグリップを失う(オーバーステア)の状態で、さらにはアタックラップ中に黄旗が続発しアタックラップを見失い11位に沈みました。05年型スープラの開発段階で初期トラブルにより開発が進まなかった事からここにきて出た結果だと思います。これから徐々に車の性能を上げていけるようがんばります。
2回目の予選に上位2台に与えられるスーパーラップの権利獲得めざします。
予選2回目
朝のデータを下にセッテイングの変更し通常ならこの後、行われるスーパーラップのために取っておくNEWタイヤを導入。予選一回目の上位10台を除く上位 2台に与えられるスーパーラップへの権利を獲得するためにアタックを試みますが車の状態が1回目より悪くなってしまいタイムが伸びず3位で終了。スーパーラップへの権利をなくしたと思われましたがカルソニックZが予選1回目で2人のドライバーが基準タイムをクリアしていないことから繰り上がりで権利を獲得することができました。

スーパーラップ12番目で権利を獲得したためアタックは1番目となりしかもライバルたちがNEWタイヤを残している中、10ラップもした中古タイヤでのアタックはかなり苦戦が予想されました。車の良いセッテイングを模索し自分としては精一杯がんばるだけでした。結果、何とか2つ順位を上げ10番手に食い込むことができました。
開幕戦の決勝スタート順位は10位です。明日は章と力を合わせて粘りの走りで何とか上位を目指してがんばります。皆さん応援よろしくお願いします。

2005年3月 脇阪寿一

投稿者 Juichi : 13:36

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2005年03月25日

スーパーGT開幕戦(岡山国際サーキット)フリー走行

3月25日金曜日フリー走行
今年もGTの開幕戦がやってまいりました。金曜日のフリー走行ですが、大雪が降ったりやんだりでまともなTESTができず全車終了しました。われわれスープラ勢は金曜日の午前中に新しく開発したリヤアームが届き装着。午後から試したかったのですが、天候不慮のため十分なデータが取れず、明日の予選に不安を残す状況になりました。

2005年3月 脇阪寿一

投稿者 Juichi : 13:35

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2005年03月22日

2005レース参戦計画

ファンならびに関係各位の皆様、ご報告が遅れましたが2005年度 脇阪寿一のレース参戦についてご報告させていただきます。まずはWEB上でも皆様にご心配をおかけしておりました「全日本フォーミュラ日本選手権」におきましては結果から申しますと本年度はお休みします。ファンの皆様にフォーミュラ日本で走る僕の姿をお見せできないのは大変残念に思いますが、諸事情により参戦を見送りました。今はこういった理由しか申せませんが、僕が取ったこの選択が将来必ずプラスになると考え突き進みます。皆様なにとぞご理解いただき暖かく見守っていただければうれしいです。

スーパーGTにおきましては去年同様、ESSO TOYOTA TEAM LeMansよりシリーズタイトル奪還めざし参戦します。チームメートはもちろん飯田章が勤めてくれまして、二人のコンビネーションで1+1=2じゃなく3とか4になるよう努力し、さらには去年目立った取りこぼしを無くし全戦ポイントを最低条件に掲げがんばります。シーズン開幕を今週に控えておりますが、NISSAN勢は去年にも増して速さに安定感が加わり1号車だけじゃなくカルソニックZ(12号車)も最大のライバルになってくる雰囲気を感じます。HONDA勢にしましても車の形を見てわかるように本気の度合いを感じます。NSXの開発にかかわる童夢やHONDAの研究所の皆さんの目の色が違います。我TOYOTAにおきましては正直、細かいトラブルが続発し開発の遅れが否めない感はありますが、05年モデルは車全体の見直し(大きくは車の剛性アップ、低重心化、エンジンの低速トルクの向上など)により潜在能力の高さを感じますし、それがスーパーGTにおけるウエイトハンデの戦略面に大きくメリットとして現れる事を信じています。今年の新生スーパーGTは去年にも増してドライバー、車、チーム間の競争が熾烈になりファンの皆様を今までにない興奮へと導くこと間違いありません。岡山県 TIサーキットで行われる“スーパーGT” 開幕戦にご期待ください。 
脇阪寿一世界への挑戦
2005年ルマン24時間レースに童夢の一員として参戦することになりました。レーシングドライバーにとってルマン24時間レースはF1と並び特別なレースでかねてより参戦したいという気持ちはありましたが、自動車メーカーに属している自分としてはメーカーがルマンに参戦するタイミングが合わずそのチャンスを見出せずにいました。今回参戦するチームは「ジムゲイナー」をスポンサーに童夢のワークスチームです。シャーシが童夢、タイヤがダンロップ、エンジンが無限、スタッフが全員日本人、もちろんドライバーも日本人で僕のほかにHONDAのエース道上、去年のルマン覇者 荒の三人でタッグを組みます。それはまさに“ALL JAPAN”による世界への挑戦です。自分にとっては初めての経験となるため短い時間でたくさんの事を学ばなくてはいけませんが、それをこなす自信もやる気もあるつもりです。童夢シャーシは過去にも参戦はしていますが、今年、童夢代表の林社長が童夢ワークスとしての参戦を表明していることから、おのずと狙いは優勝に向いていることを感じています。僕たちの挑戦が結果として表れ、さらには日本のモータースポーツの発展に貢献できると信じがんばるつもりです。今回のこの経験が自分のレースキャリアにとって特別な経験になり、また日本の皆様の心に熱いものが伝わればと思います。皆様、応援よろしくお願いします。 

最後になりましたがスーパー耐久は去年に引き続きプロデューサーとして参戦します。でも、残り何戦かは僕たちの仲間と一緒に出てみたいな〜!?なんて計画もしています。いろんな計画はありますが、今年も全力でレースをしたいと思います。自分はレーシングドライバー脇阪寿一ですからより良い成績のため努力しますし、日本のレースシーンが良くなることには全力で取り組みます。性格上、突っ走りすぎるところもありますが、自分が信じている人の意見を聞きながら自分が進んでいる道が正しいと信じがんばっていきます。皆様、2005年も脇阪寿一をよろしくお願いします。  2005年3月 脇阪寿一

投稿者 Juichi : 13:32

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