レーシングドライバー　脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

織戸学　伝説

ワイルドであり、実は繊細。

粋でいなせで涙にもろい。

人情味が厚く、魂のこもった走り。

スーパーGTで、S耐で、D1で、我々を魅了する、織戸学選手。

今日は数ある彼の生きる伝説、その一つを紹介しよう！！

注意！！

あくまでも、人から伝え聞いた話です。

本人の確認、許可は取っておりませんのであしからず。

でも、想像できるのです。







あるレース・・・。


チームメートから車を受け継いだ織戸選手、気合いと共にピットアウト。

サーキットと言う名の戦場へ飛び込んでいきました。

魂の走り＝織戸学です。

気合いは十分。

数周走ったところでPitから無線が入る。

「織戸さん、すいません。ドライビングスルーペナルティーです。」



※ ドライビングスルーペナルティー

ルールのもと成り立っているレース、そのルールを犯してしまった時に出るペナルティーの一つ。

これが提示されるとその当該車はピットロードに入り、制限速度内でピットロードを通過しなければなりません。

そのためのタイムロスは大きく、戦線離脱を意味する。



無線が入っても織戸選手は心乱す事無く、そのペナルティーに対する“ドライビングスルー”を実行、消化。

その後、戦線を離脱し大きく遅れても、そこは織戸学、魂の走りを披露。

が、すぐにまたPitから無線が入る。

「織戸さん、すいません。ドライビングスルーペナルティーです。」

実は1回目のペナルティー、これはチームメートのドライバーが織戸選手に交代する直前に犯したペナルティーで、処理のタイミング的に提示が遅れ、織戸選手の走行中に提示されたペナルティー。

そして２回目は、チームメートから織戸選手へと交代するためのピット作業、そのピット作業で犯してしまった何らかの作業ミスだったのです。

人一倍レースに対する想いが強い織戸学。

気合いを入れて挑んだレース。

彼の我慢も限界に達した模様。

入った↑無線に対して織戸学が爆発！！

「マックじゃないんだぞ！！！！！！！！！！！！！！！！！」

鬼の形相を想像さす声で入って来た織戸選手からの無線。

ですがPitでは

？？？？？？？？？

「マック！？」

そして織戸選手がドライビングスルーペナルティーを消化するためにピットイン。

ピットロードを走行し、自分のピットの前を通過する時にまたもや織戸学選手から無線

「ポテト一つ！！！！！！！！！！！！！！！」



もちろん、彼はその後も順位とは関係なく、ファンを魅了する走りを披露。

サーキットを熱くしたのは言うまでもありません。








The ORIDO MANABU!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

13:41

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