JUICHI WAKISAKA

レーシングドライバー 脇阪寿一 OFFICIAL BLOG

2005.11.19

スーパー耐久 Rd.8 最終戦 もてぎ 予選

23号車は順調に谷口選手がアタックを行ないクラス8位で終了しています。本人は「スーパー耐久の予選が初めてな事とニュータイヤの使い方をいまいち上手くできずロスをした。アクセルをもう少し早く踏めるのに不安から躊躇した。最後の周、一番頑張ったのですが、V字コーナーでリアが流れてアタックをやめました。」ともう少しタイムを削れたニュアンスを残すもチームメイトとのタイム差が0,2秒しかなく順位も1つ下な事に満足した表情でした。
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僕から見ても予選までの谷口選手の働きには合格点を出しても良いでしょう。昨日も言いましたが、彼の頑張りと山田選手の熱心な指導の賜物でしょう。後はこの先、谷口選手がどれだけの経験をしそれを自分のものに出来るかによってこれからの成長が変わってくる事でしょう。頑張ってくださいね。一方、相棒の周防選手ですが確実にセッションごとにタイムを上げてきています。最後は7秒台まで来たのかな!?最初のセッションも時折、ブレーキングでオーバーランを見せており“突っ込み命”の走り方は昔の自分を見ているようでした。この調子で明日はもう少しタイムを削ってくることでしょう。
48号車は問題です。星野選手のフィーリングに合わずアンダーステアがきつくタイムが出ません。順位は7位でチームメイトとも0,2秒しか変わりません。彼の今年の成長からも最後は有終の美でポールからスタートさせてあげたかったのですが残念です。チームとしてもこれから原因追求に徹底して取り組み明日のフリー走行、決勝に臨みたいと思います。星野選手としてもこの時期は来年に向けて良いアピールをしてステップアップを望んでいるでしょうから、彼の心中を察するにこの予選順位はかわいそうにも思います。でも、今後の彼の活躍に向けての勉強だと思い頑張ってほしいものです。ヒロミ選手はといいますと昨日の彼の言葉にもあるように最終戦は気合で頑張るらしいです。ヒロミ選手はこのところゴルフの調子が絶好調でピットでは「ゴルフはあんなに簡単なのにレースはな?!!」ってつぶやいていました。レースもバディー目指して明日頑張ってくださいね。

コメント ( 1 )

スープラ号 :
この文を読んでいるとレーサーとしての脇阪さんというよりも監督あるいは親という感じの脇阪さんって言う感じがしますね。ま、それはさておき予選はまあまあだったのかな。車にイマイチの所や、ドライバーの気持ちなどで順位はあまり上ではありませんでしたが、明日の決勝は期待して応援します。クラス1位を目指してがんばってください。
あ、いつか脇阪さんがスーパー耐久でドライブしたいといっていましたが、今年はそれを見る機会がありませんでしたね。来年は野球の古田選手のように選手兼監督としてドライブしている脇阪さんをみてみたいです。
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