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●JGTC Rd.2 REPORT

 今回は金曜日に1時間、2本のフリー走行があって、各チーム長い500kmレースに向けてセッティングなどを進めていたわけやけど、ウチは午後の枠で正彦さんが走行中に300クラスと接触とかがあり、特に試したかった新しく開発してきたタイヤなども試せず終い。 僕自身も1日を通じて1ラップしか乗ってない状況。 正彦さんに状況を聞くとBコーナーで完全にインに入ってんのに閉めてこられた様で・・・。  


 まぁ、この様なケースは500と300のスピード差のある今のGTで問題になってる部分なんやけど、
300の経験がある僕としては、もっと300のドライバーは後ろをチェックすれば良いのになぁ・・・と思う。

 勿論、500が偉い!とかではなく、いつも安全に上手く500を行かしたら、500との間に信頼関係で
出来て、躊躇せずサッと抜いてくれる! そうすると、自分もまたレコードラインにすぐ戻れ、結果、
タイムロスも接触もなくなる。 これが出来てないと、恐る恐る抜きにこられ、アウトに寄せられたり、
接触したりするわけで・・・。

 レース中はコンマ数秒速く走る事より、500を上手く処理する方がトータルタイムで速いんやけど・・・。
まぁ、解ってたらやってるわなぁ。 勿論、500が完全に酷いケースもある・・・。 
独り言はこの位にして、予選ですが、僕はレースを想定したロングランを続け、正彦さんがアタック。
金曜日の状況を考えると、中盤辺りとタイム差も少なく、マズマズやったのかも。



 決勝、最初に書いた様に、今回のレースは500km(いつもは約300km)とい
う事で、燃費などの関係で1ストップは無理。 殆どのチームが2ストップ作戦で、
一人のドライバーが2回乗る事になる。

   ウチは最初にガスを満タン積んで行く作戦を採ったんでピットストップ時間が少なく、しかも、僕から正彦さんへの交代がベルトなどの関係で遅い事を懸念して、正彦さんがスタートして、僕が2スティント連続で走る事になった。

 12位前後(交代の用意をしてるんで把握出来てない)で交代して出てってからは、よく状況が解らんくらい
セーフティーカーが出たけど、乗りながら、『なかなか緩急があって良い!』と思ってたんは僕だけでしょうか!?
 観客の皆さんも中弛みするよりは、常に接近戦を見る方が面白いと思うし、事故処理についても安全やし、
良い判断やったと思う。

さて、僕のレース中の状況は、スタートした正彦さんが、『タイヤが異常にたれる!』との事で、僕はハードタイヤで行ったけど、これはこれで硬すぎて2スティント目にガスも少なめで出て行ってもペースが上がらずで意気消沈。 最後の最後でタイヤは残ってて、ガスが軽くなった分でちょっとだけペースが上がったけど既に遅し! 最後に他車の脱落もあり10位でゴール。
 まぁ、今回はチームで、『ポイントを獲ろう!』って言ってたんで、まずは良かったんかなと思ってます。

 走り切れば、また色々な改良点も見付かるし・・・。

  薫 一

 

 

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