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shigekazu

●JGTC Rd.1 REPORT

 今回、予選は正彦さんがアタッカーやったんで、僕はレースを想定してのセッティングの確認を進めて いきながら基準タイムクリアって流れでした。 僕らのパッケージは、01年式トヨタ スープラにダンロップタイヤなんですが、特にタイヤに関しては色々と試していかんとあかん部分がまだまだ多い。まぁ、今季ダンロップにとっては久々のスープラとのコンビなんでなんで少々時間が掛かっても仕方ないかと思います。  

 今回の予選での一番の問題は一発タイムを出しにいく時のグリップ不足。僕がレースセットを
試してる時は結構安定してるし、他のスープラ勢と比べてもそんなに悪くないねんけど・・・。
 結局、先月のダンロップタイヤの合同テストでのベストタイムも上回る事が出来ず終い。 
これは占有テストと色んなタイヤのラバーグリップが生まれるレースウィークとの路面状況の違い
からのズレかな・・・。 まぁ、コースとの相性も良いんやろうけど、それにしてもNSXは速過ぎ!
今後は如何に一発のタイムも出せるようにするが課題。

 決勝は正彦さんがスタート、幾つか順位を上げて40周過ぎたあたりで僕に交代。
今回、ドライバー交代もちょっと時間が掛かってしまった上に、無線やドリンクの配線も
繋がってなく、暑くはないけどのどが渇いてちょっとキツかった。 
スープラはあまりプッシュし過ぎると後半タイヤがキツくなって、結局トータルタイムが
悪くなるんで、出だしはちょっと抑え目。

   途中、エンジン関係のちょっとしたトラブルでエンジンパワーが落ちたけどそのまま周回を重ねてて、前にチームメイトのMR-S、またその前にもう一台300クラスの車が走ってて、3コーナーでまずMR-Sが抜きにかかったらその車はいきなりイン側に! MR-Sはアウトから抜いていったけど、既にイン側にいた僕は避けようとしたら止まり切れずコースアウト。 たぶん、親切にレコードラインを空けてくれたようやけど、僕の事は見えてなかったみたいで・・・。

 まぁ、理由はどうであれ、そこまで予測出来てなかった僕が悪い。 そこからピットに戻って
タイヤ交換してまたコースイン。  終盤、ラップタイムは良かったけど、交換したタイヤの部分も
あるからどうなのか分析はしづらい。 その上、GT-Rを抜いた時に黄旗が出てたらしく、初の『黄旗追い越し』
でペナルティー! もう最悪! 今回のレースは絶対に”荒れる”と予想してて、
ジワジワと行けばポイントを獲れるかな?と思ってたけど、そんな時に限ってレースは荒れず、
荒れてたのは僕一人の様でした・・・。

 観てる方はこんな奴が一人くらい居てた方が面白いと思うけど、
この日、僕がしたかったレースは、予定通り走り切り、特にタイヤのデータを採りたかったって事なんで、予定を狂わせて残念です。

 とにかく、次、頑張ります! 頑張るとアカンのかも・・・。

  薫 一

 

 

 


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